星槎からのお知らせ

東京2020パラリンピック、星槎箱根キャンパスで聖火リレー「採火式」が開催!

カテゴリー:SEISA ニュース

先月(7月)のオリンピック事前キャンプに続き、パラリンピックに向けて、ブータン王国(以下、ブータン)のパラリンピック選手団が『星槎箱根キャンパス』を事前キャンプ地として活用。初のパラリンピック出場となった同国のアスリートの皆さんを、神奈川県や箱根町、小田原市、大磯町の皆さんと連携しながら、星槎のスタッフも全力でサポートさせていただいております。

事前キャンプ4日目となった本日、8月13日(金)、『星槎箱根キャンパス』において、ブータンの選手の皆さんも参加し、「パラリンピック聖火リレー 採火式」が開催されました。

パラリンピックの聖火リレーは、オリンピックとは少々異なり、全都道府県で様々な形で「採火」された火が使用されます。神奈川県では全市町村で採火が行われ、それぞれの火が「横浜赤レンガ倉庫」に一堂に集められます。これらの「採火」と、開催都市である東京へ、火の「送り出し」を行うイベントとして、神奈川県内では8月12日(木)から15日(日)までの4日間をかけて「採火式」が実施されます。

そのような中、神奈川県・箱根町の採火式が『星槎箱根キャンパス』にて開催されることとなりました。今回、毎年恒例(今年は中止)となっている、箱根・芦ノ湖の夏のイベント「鳥居焼まつり 花火大会」の代替行事で採取した「種火」が星槎箱根キャンパス体育館に登場。 車椅子を使用される箱根町の町民の方から、箱根町の勝俣浩行町長へとランタンが引き渡されました。

「採火式」ののち、江戸時代から伝承され世界に誇る箱根を代表する民族芸能であり、神奈川県無形民俗文化財にも指定されている「湯立獅子舞」の演舞が披露され、事前キャンプに臨んでいるブータンの皆さんもその美しさに釘付けとなっているようでした。

パラリンピックを機会に箱根の歴史と文化を学び、国籍を超えた関わり合いの中で、あらためて共生社会の実現を考えるきっかけとなりました。お世話になった箱根町の全ての皆さま、ありがとうございました。

引き続き、事前キャンプの9日間を通して、アスリートの皆さんを全力でサポートさせていただくことはもちろん、一つひとつのことをしっかりと学びにつないでいくことを大切にしていきます。