星槎からのお知らせ

有終の美、そして歴史的第一歩へ。星槎道都大学 留学生 ケセテ選手(エリトリア)、北海道インカレ陸上にて見事優勝!

カテゴリー:SEISA ニュース

2021(令和3)年8月27日(金)〜29日(日)に千歳青葉公園陸上競技場にて開催された、第73回北海道学生陸上競技対校選手権(インカレ)に、星槎道都大学陸上部が出場。

新型コロナウイルス感染症により大会は開催されるかどうか直前まで不透明の中、北海道学連はじめたくさんの方のご尽力により無事に開催されることとなりました。選手たちは、練習等制限があった中でも夏場のこの時期に自己記録を更新し、中でも、エリトリアからの留学生である、4年生のケセテ ハブテシオン選手は、学生として最後のレース(5000m)に臨み、最後まで踏ん張り見事優勝することができました。

ケセテ選手は、5月のインタビューで、「この 4 年間で私は、この北海道が大好きになり、卒業して、北海道を離れる事に少し寂しさも感じます。残り 4 カ月、これまでサポートをしていただいた方々に感謝の気持ちを込めて、走りで良い成績を残して、少しでも恩返しをしていきたいです。北海道インカレでは、10000m か 5000m どちらかの 種目で優勝するために、全力で頑張ります。」と語っており、見事約束を果たした形となりました。

ケセテ選手を筆頭に、エリトリアから来日し、星槎の高校・大学で学ぶ仲間が多数います。彼らは共に陸上部で活躍し、スポーツで母国を盛り上げたい、そして卒業後は母国に帰り星槎の心=共生の心を広めたい、そんな想いで日々、挑み続けています。そんな後輩たちの大きな星、目標として、ケセテ選手は一つの歴史を作ってくれました。

いつまでも星槎の仲間として、応援してきたいと思います。ご声援、ありがとうございました。

● 世界こども財団 FGC ニュース